2010年05月11日

短編自作小説『小さい男』

電算部長「今日は電算部の会議に営業部の君を呼んだのは他でもない。我が社で導入予定の次世代新システムについて、営業部の君の意見を聞くためだ。よろしく頼むよ」

営業部平社員「よろしくお願いします」

電算部長「さて、検討中の我が社の次世代新システムだが、営業部の社員全員にiPadを支給し、外出先からiPadを使い社内サーバにアクセスし、顧客情報の照会と更新。さらに地図データも用意し、iPadのGPS機能も利用し、外出先から顧客の家までナビゲートしてくれる。そう言うシステムを導入しようと考えているんだが、営業部の君はどう思うかね?」

営業部平社員「ダメですよ。そんなシステム」

電算部長「どうしてかね?もう、紙の地図帳を持ち歩かなくても良いし、顧客情報を得るために、電話かけてこなくても良いんだぞ」

営業部平社員「ダメだ、そんなシステム。ダメな物はダメだ」

電算部システムエンジニア「君、部長に対して失礼じゃないか!?理由ぐらい述べたまえ」

営業部平社員「だって、iPad壊しちゃったら、どうするんですか?iPad壊しちゃったら、上司に怒られるじゃないですか?」

電算部システムエンジニア「ちっさ」


※ 電算部 = 電子計算機部 = 情報システム部 です
posted by ソニック@au4 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作短編小説
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