2011年02月09日

最近の通信業界について思うことをダラダラ書いてみる

KDDI、ドコモ、ソフトバンクの2011年3月期第3四半期決算説明会の動画を見てみました(ソフトバンクのアナリスト説明会はまだ見てない)。

ソフトバンクは中国のオンラインテレビ放送事業者「PPテレビ」の株式の35%を取得したそうです。

http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110203_01/

PPテレビは中国最大手のオンラインテレビ事業者で、月間アクティブユーザ数は1億5千万人、ユーザ1人当たりのの平均視聴時間は2時間33分/日、参加するテレビ局は120局、2万チャンネルだそうです。
これは大きなニュースです。
孫社長は、アップルがiPhoneをアメリカのCDMA2000事業者に提供し始め、「日本でもauからiPhoneが出るのではないか」とささやかれ始めた中、良いニュースを持ってきました。
うまく、決算説明会を切り抜けたと思います。
また、ソフトバンクは、携帯電話の基地局の整備にも力を入れており、インフラ面での強化にも力を入れてます。
今後、ソフトバンクには真の世界標準とも言える900MHz帯が割り振られることが予想され、既存のインフラ強化との相乗効果により、ソフトバンクのインフラ能力は、相当改善されると思います。
でも、iPhoneに関しては、不安が残りますが…。
また、PPテレビは「光の道」でも効果的なコンテンツであり、光の道の巻き返しに使われる可能性もあります。
ただ、光の道の議論に関しては、「すでに終わった」感も強く、そのことを考えると、もっと早く話をまとめる必要があったと思われます。
ただ、「ソフトバンク以外からもiPhoneが発売されるアップル不安」から、視線をそらすタイミングで発表されたことから、孫社長的には、光の道よりiPhone問題の方が、重大な問題のようです。
個人的には、KDDIに、
「我々は、日本におけるケーブルテレビの圧倒的ナンバー1事業者だ。一緒にやって行こう」
と、PPテレビに接触して欲しかったな、と思います。
PPテレビがソフトバンクに持って行かれたのが、くやしいですねw

しかし、KDDIにも良い話がありました。
クレディスイス証券が、スマートフォンに力を入れ始めたKDDIを「変化の萌芽の段階」と好評価。
昨日、今日と、KDDIの株価が上昇しています。
KDDIには、CDMA iPhoneをはじめ、多くのグローバル端末を発売して欲しいです。
アメリカには、CDMAとLTEを運営するベライゾン・ワイヤレスや、CDMAとWiMAXを運営するスプリントなど、KDDIとネットワーク構成の近い通信事業者がありますから、両社のスマートフォンを日本でも発売出来ないか、頑張って欲しいです。
また逆に、両社との関係を深め、日本製の携帯電話やスマートフォンの輸出面でも、バックアップ出来たら良いのにな〜、と期待しています。
これで、WIN-WIN関係を築ければ、理想的です。
そのためには、日本メーカーにも、より一層の競争力を着けてもらう必要がありますが…。

ドコモの決算説明会は、なんだか設備投資費を「抑制する」だの「横横(よこよこ、現状の投資水準で維持)」だの、あまり、積極的な印象を持てませんでした。
ドコモはこの不況の時代においても、日本のほこる超優良企業であるのは疑いようのない事実であるため、もっとアグレッシブに攻めても問題ないように思います。

ただ、ドコモはインドにおいて携帯電話事業者(インフラ会社)として参入しているため、KDDIにも頑張ってもらいたいです。
KDDIはパラグアイにてGSM1900を運営する携帯電話事業者「オラ・パラグアイ」(元・連結子会社)の株を全株売却したため(ツイッター情報)、この件は残念に思います。

なにはともあれ、通信業界の発展と健全な競争を祈ります。

もちろん、KDDIに勝って欲しいですが…。
posted by ソニック@au4 at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | レギュラー記事
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