2011年03月21日

縮む距離感−KDDIと米スプリント・ネクステル−(追記あり)

スプリント・ネクステルは、全米第3位の大手携帯電話事業者で、800MHz帯でiDEN(ネクステル)、1.9GHz帯でCDMA2000(スプリント)のサービスを展開している。

さらに大手ケーブルテレビ会社との合弁で、WiMAXサービスを展開するクリアワイア社にも出資している(クリアワイアは合弁企業と言いながらも、スプリントの出資比率が過半数を超えている)。
スプリントの計画では、今後、800MHz帯iDENのサービスをやめ、800MHz帯でLTEのサービスを展開するとしている。

ここまで書いた段階で、KDDIとスプリントが非常に似た企業であることが、分かってもらえたと思う。
KDDIは800MHz帯と2.1GHz帯でCDMA2000サービスを展開し、今後、800MHz帯にはLTEを展開する予定である。

さらに、国内第2位のケーブルテレビ会社「ジャパンケーブルネット(JCN)」を子会社に持ち、国内ケーブルテレビ最大手の「ジュピターテレコム(J:COM)」の第2位株主でもある。
関連企業にWiMAXを展開するUQコミュニケーションズも持つ。
KDDIとスプリントは共通点だらけだ。

さらに最近は、スプリントの発売するCDMA2000とWiMAXに両対応したスマートフォンを、日本国内に投入する動きを見せており、ネットワークだけでなく、端末面でも共通化されつつある。

そして、実は、スプリント・ネクステル社とクリアワイア社は、経営危機に陥っている。
とは言え、全米第3位の携帯電話事業者であるスプリントの加入者数は、ドコモより若干少ないだけで、非常に多い。

今は東日本大震災の影響で、KDDIを含め、日本の通信会社のサイフも非常に厳しいだろうが、一方、海外にはャンスも広がっている。

追記

どうやら、米携帯電話事業者2位のAT&Tが、ドイツテレコム傘下で4位のT-Mobile USAを390億ドルで買収すると発表したそうです。
現在、アメリカは大手4社の携帯電話事業者と、それとは別の地域携帯電話事業者で市場が形成されています。

力関係は、

ベライゾンは、9,410万加入、売上高634億ドル、ネットワークはCDMA2000とLTE
AT&Tは、9,550万加入、売上高585億ドル、ネットワークはW-CDMA
スプリントは、4,990万加入、売上高326億ドル、ネットワークはCDMA2000とiDEN
T-Mobile USAは、3,370万加入、売上高213億ドル、ネットワークはW-CDMA

だそうです。

http://wirelesswire.jp/Watching_World/201103211430.html
posted by ソニック@au4 at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | レギュラー記事
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